【薬剤師監修】糖尿病ウォーキングについて

【薬剤師監修】糖尿病ウォーキングについて

糖尿病はどうやって治す?

糖尿病の治療方法は主に食事療法、運動療法、薬物療法の3つが主な治療方法となります。

糖尿病と診断されてから多くの人は食事療法と運動療法の指導から治療が開始されます。その中でも運動療法について説明させて頂ければと思います。

運動療法について

最も簡単に実践できる内容はウォーキングです。
時間、場所を問わずいつでもどこでも行うことができます。
しかし、ウォーキングといえど漠然と行うのでは効率的に血糖値を下げることはできません。

運動療法の基本  強度・時間・頻度

強度について

運動強度とはどの程度きつい運動を行うかといった項目です。
これには自覚的運動強度(rating of perceived exertion:RPE)用いることが推奨されています。
これは「きつい」「かなり楽である」といった自覚症状を数字化した指標であり、糖尿病運動療法には「楽である」(RPE11)に相当します。
目安としては「いつまでも続けれる」「汗がでる」「話ながらでも苦にならない」程度に相当します。

RPE 11 は有酸素運動へ切り替わる基準ともいわれていますので効率的な運動効果が期待できます。
逆に「きつい」と感じる運動を行うと消費カロリーは増加しますが、運動後に交感神経の影響から一時的な血糖値上昇が起こる可能性があるので避けたほうがいいでしょう。適度な負荷が重要です。

時間について

つぎに時間ですが、糖質・脂質の効率的な燃焼のため20分以上持続が望ましいといわれています。1日の活動量としては日常生活全体で約1万歩が目安となります。
これも重要なのは「持続」することですので負荷が強く 休み休みの運動にならないように注意が必要です。

頻度について

最後に頻度ですが、週に3~5日が適切であるといわれています。
運動でなぜ血糖値が下がるのか?これは筋肉内にあるGULT4というタンパク質が糖が多くなった血液から筋肉内に糖を取り込んでくれます。
このGULT4が活性化されるのが運動後48時間といわれています。
これらのことから運動は最低では48時間以内にもう一度行ったほうが良いでしょう。

人気ランキング

Return Top