
インターネット上にで見る記事では、「効果はブランドもののコスメ以上ともいわれており、美容好きの間でかなり話題となっている」とのことで口コミになっています。 しかし、実際はどうなのだろうか。
ヒルドイドは医薬品
皮脂欠乏症やアトピー性皮膚炎などの保湿機能の低下による乾燥が原因で起こってしまう肌トラブル、しもやけなどの血行不良障害などへの治療で使われています。
日本では一般的に皮膚科からの処方されているクリームで、保湿剤として処方れ始めたのは1990年代からだと言われています。
それが、なぜアンチエイジングクリームとして話題になっているのでしょうか。
人気の理由
1、薬効にアンチエイジング効果がある ヘパリン類似物質と呼ばれるヒルドイドの主成分は、人体の中にもともと存在するヘパリンという物質に似せて作られた成分です。 お肌の潤いをもたらす保湿作用、新陳代謝を上げる血行促進作用、肌荒れやニキビを予防する抗炎症作用がアンチエイジング効果につながっていると思われます。
2、医師も美容に使っているとブログで公表している
・麗ビューティー皮膚振りニック 女医R~そんな女の独り言~ 「ヘパリン類似物質というのが、前回ご紹介した保険適応でよく保湿剤として処方される、ヒルドイドソフト、ヒルドイドローション、ビーソフテンローションの主成分です。保湿力すごい。」 参考サイト:http://ameblo.jp/drre-re/entry-11361077782.html・女医ママほしいもの日記 「1か月で、はっきり周りからも最近肌がきれいと言われるようになってなんだか嬉しい毎日です♪ ベースの肌の色が白くなって透明感が出るのでファンデの使用量が知らず知らずに少なくなる。ファンデが減ると、若く見えるしやっぱり肌ってかまってやると違うもんですね♪♪」 参考サイト:http://blog.livedoor.jp/joymama_hoshiimono/tag/%E7%BE%8E%E7%99%BD・女医ママが考える美魔女づくり日記 「乾燥で小ジワができそうな時、ヒルドイドを使うとその効果をかなり実感できます。というわけで、乾燥対策はお金をかけずに効果抜群のヒルドイドやビーソフテンで決まりです。」 参考サイト:http://bimajobeginner.seesaa.net/article/175506452.html3、保険が効くため安く手に入る
ヒルドイドは保険適用の医薬品のため、かなり安く入手できます。購入の仕方と購入費用
1、処方せん ヒルドイドローションやヒルロイドソフト軟膏、ヒルドイドクリームは医師の処方がないと手に入れることはできません。担当医師に、乾燥肌で悩んでいることを伝えればヒルドイドは処方してもらえます。 3割負担として、製品本体735円×0.3=220.5円+処方量・調剤料で300円程度でしょうか。
2、類似薬の購入
ジェネリック薬のビーソフテンやアットノンHPクリーム、HPローションなど、ヒルドイドと同じ成分を含んでいる類似薬はドラッグストアで購入することができます。だいたい1000円~2000円程度で購入できます。3、個人輸入
個人輸入をすることで、類似でない、本製品と同じ有効成分のヒルドイドが購入できます。主に個人輸入の代行サービスなどを用いることで、ヒルドイドを海外から手に入れることが可能となります。・ヒルドイドクリーム http://orandaya.org/goods/017674_hirudoidforte0445cream.html 価格:1,950円~ http://www.idrugmt.asia/skin/hirudoid.html 価格:2,700円~ただ、海外製品は副作用の有無や安全性等は確認ができていないケースもあります。 専門医を受診し、医師からの診断を正しく受けてから自分の皮膚に合う処方箋を出してもらう事をお勧めします。ヒルドイドの注意点
総投与症例2471例中で、23例(0.93%)に副作用が認められ、主なものは皮膚炎9件(0.36%)、そう痒8件(0.32%)、発赤5件(0.20%)、発疹4件(0.16%)、潮紅3件(0.12%)等でした。 1%以下ですが、用法用量を正しく使用しないと、症状が悪化したりします。
ヒルドイドを顔に塗らないよう医者の指導された人も多いかと思います。 なぜなら、ヒルドイドには上記のように血行促進作用があり、 顔の皮膚はとても薄いのでヒルドイドを塗ったところに炎症があれば赤みを誘発してしまうことになるのです。よって傷口やただれている箇所に塗ると悪化する恐れもあります。また、妊娠中の方の投与も安全性が確立していないと報告されています。最後に
ヒルドイドは安価に購入でき、非常に優れた医薬品です。
しかし、だからと言って安全というわけではなく、使用感の向上や品質保持のために界面活性剤や防腐剤なども配合されているため、敏感肌の方は特に気をつける必要があります。