
マスクは危険なの?
日本では常習的にマスクが利用されている光景がよく見られます。病気や仕事などの都合上というわけでもなく、予防的な意味合いやメイクをしていない顔を隠すためなど、装着される理由は様々です。しかし、マスクを常習することに対して有害性があることも理解しなければいけません。
漂白剤、柔軟剤が残留していると、、、
漂白剤には強い酸化力や殺菌力がありますので、微量とは言え常習的に装着して吸入し続けてしまうのは人体に於いて良いことではありません。呼吸器にとってダメージにもなり得る行為でもありますから、器官を守っているはずのマスクによって負担を負ってしまう恐れがあるのです。洗濯の際に使用されることが多い柔軟剤にも有害性があります。近年の柔軟剤の特徴と言えば強い香りがあることであり、いかに良い香りを付けてそれを維持させるかに各メーカーがしのぎを削っています。そうした香りは心地良く感じられることもあるものの、しかし化学物質過敏症になるリスクもはらんでいるのです。この症状が出ると、ごくわずかでも特定の化学物質に触れることで、頭痛や吐き気、倦怠感、湿疹などの様々な症状が出てしまうことがあります。まるで自律神経失調症のような症状が出る恐れがありますが、数年前と比較すると患者数も増えており、柔軟剤の香りに悩む人も多いのです。良い香りがするマスクにするために安易に柔軟剤が用いられることもありますが、これもまた自らの健康を害す原因になりますので注意しなければいけないポイントのひとつと言えます。市販で売っているマスクにも注意を
その他にもマスクが有害になってしまう理由として、使用されている接着剤や漂白剤が原因になる場合です。マスクを貼り合わせるために接着剤を用いている物もありますが、有害な揮発性有機物が出てしまう恐れもあります。マスクを白くするためにも漂白剤を使用する事もあります。
特に海外製品ですと管理がずさんで有害性のある接着剤をはじめ、その他の化学物質を用いることも考えられ、新品でも最初からリスクをはらんでいる可能性も否めないのです。
マスクは人体を守るためのアイテムとして認識されている一方、このような危険性も同時に持っていますので、安易に使い過ぎてしまうのも考えものと言えるでしょう。