【薬剤師監修】糖尿病の予防に運動・食事が必須

【薬剤師監修】糖尿病の予防に運動・食事が必須

糖尿病の予防

2型糖尿病治療において食事療法・運動療法・薬物療法は3本柱とされ、糖尿病治療の初期は食事療法・運動療法の併用により体重の減少や血糖値の改善に努めます。

これは糖尿病と診断された方だけではなく、いわゆる予備軍と言われる方、肥満による減量が必要な方に対しても同様に食事療法と運度療法が用いられています。

一般的には食事療法により摂取カロリーを抑制し、運動療法により消費カロリーを増やしていきます。
医薬品

食事療法での目安

血糖値、血圧、血清脂質症、身長、体重、年齢、性別、エネルギー消費量や従来の食事摂取量を考慮して摂取カロリーを決定していきます。
決定するのは治療上では基本的に医師の役割ですが、ここでは自分でも簡単に目安を計算できる方法をご紹介します。

計算方法について

まず、摂取エネルギー量は標準体重×身体活動量で計算します。

標準体重は身長(m)×身長(m)×22で計算し、身体活動量は25〜30kcal(軽い労作:デスクワークなど多い)、30〜35kcal(普通労作:立ち仕事が多い)、35kcal〜(重い労作:力仕事が多い)で計算します。

ここで計算された結果が目安となる摂取エネルギー量です。
この目安を超えて食べ続けた場合は、当然脂肪として貯蓄されます。そのため、まずは自分の目安となる摂取エネルギー量を把握してみましょう。
ただ、カロリーだけにこだわる食事も良くありません。栄養やバランスを整える事も重要です。

運動療法での目安

運動療法でも同様にエネルギー消費量の目安を計算できる方法があります。

計算方法について

計算方法としては、1.05×体重(kg)×メッツ×運動時間(h)で消費カロリーを図ることができます。
このメッツに関しては、運動の種類により違うため『メッツ表』で検索すると具体的な内容が表示されますので是非ご活用ください。

他にも、運動や活動を行った時間(分)×運動・活動のエネルギー消費量×体重×係数でエネルギー消費量を計算することもできます。

運動を行えば当然消費カロリーも増えるため、体脂肪の減少に繋がります。
どの程度の運動を行うと、どの程度消費されるのか、一度計算してみてはいかがでしょうか。

まとめ

食事量を調整することで摂取エネルギー量を抑制し、運動を行い、消費エネルギー量を増やすと基本的には自然と体重減少につながっていきます。
ただし、過度な減量、栄養のバランスが悪い食事をとっていると筋肉量を減少させ、リバウンドにつながるため栄養のバランスを考え、正常な体重の方は1か月で1kgの減量に止めることが理想的です。

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